お金が無い生活から学ぶものはたくさんある。

もう20年以上も前の学生時代の話です。

 
当時私は1人暮らしをしていたのですが、普段ロクに大学にもいかず遊び惚けてばかりいるのがバレてしまい、2か月程仕送りを止められてしまいました。

 
家賃は自分のバイト代で、生活費の面倒を仕送りで賄っていたので、財政は破綻し、生活は一気に困窮しました。

 
毎月月末には入金されていた口座には550円。いつ仕送りが再開されるかも分からず、遊び惚けて無駄使いしていた事を一気に後悔させられました。

 
折も折、定期が切れてしまい学校に行くには5駅先まで徒歩です。

 
隣の住人も違う大学の学生で、時折近くのラーメン屋に食いに行く位の仲になっていたので、頼み込んで自転車を借りて通学とバイト。

 
しかし一番肝心な食費がない。
最初の1週間位は友人に金を借りたりしていましたが、事情を知った友人が借金を渋り始めます。返ってくるか分からないので当たり前です。

 
それでも自宅暮らしの友人が家に招いてくれ、夕食と風呂を世話してくれましたが、それも精々数日の事。友人宅に行くのも自転車です。

 
バイト先で店長の目を盗んでつまみ食いしたり、スーパーの試食コーナーに行ってウインナーをガツガツと食べたり、コンビニに行って『期限切れのお弁当下さい』なんて言った事もあります。勿論貰えませんでした。

 
そんな時に、何故かアパートの大家さんが『最近様子がおかしいけど大丈夫か?』と訪ねてきてくれました。

 
恥も外聞も捨てて事情を説明すると、部屋で野垂れ死にでもされたらたまらないから、夕飯だけは大家さんの家で面倒見てくれると言われ、餓死は免れました。

 
1日1食の生活。育ち盛りにはキツかったです。
しかし2か月目の後半、遂に電気代とガス代の督促状が届きました。

 
ここに至り、大家さんに頼み込んで借金して実家に帰り、両親に土下座。

 
これからはキチンと勉学に勤しむことを誓い、仕送り再開となりました。

 
ちなみに後で分かった事ですが、流石に心配した両親が大家さんに連絡を取り、1日1食の食事のお願いをしていたそうです。勿論別料金で(笑)

 
それでも凄く親切ですけどね。